FX ピボットとは?

daytrade
ピボットを使っていますか?

もし使っていないのなら、

すぐに導入することをお薦めします!

かなり使えるインジケーターですよ!!

 

fxのピボット(Pivot)とは?

 

ピボットとは、チャート上に当日のサポートライン(支持線)や

レジスタンスライン(抵抗線)を描いてくれる便利なテクニカルです。

 

前日の高値、安値、終値を使って計算されていて、毎日新しいラインを

自動的に引いてくれます。

前日の値動きを基準にして当日の売買に活かすので、デイトレード向きの

テクニカルになります。

もともとは先物市場で使われていましたが、現在は為替の世界でも支持されています。

私も常に表示させています。

なぜなら、ピボットが機能するからです

特に、ロンドン時間、ニューヨーク時間によく機能します。

 

理由は、欧米のトレーダーの多くがピボットを使っているからです。

 

テクニカルは、使っているトレーダーが多い程、機能します。

それは、使っている人が多ければ多い程、同じサインに従う人が増えるからです。

多くの人が同じサインに従えば、価格はその方向に動きます。

ピボットの場合も同じケースです。

 

多くの欧米トレーダーがピボットを使っているから、ロンドン時間、

ニューヨーク時間に機能するのです。

 

このピボットの特徴について、日本ではあまり知られていません。

知っている人だけが、ピボットを利用してトレードに役立てています。

あなたのチャートにも、ぜひこのピボットを表示させてトレードに

活かしてください。

 

ピボットの特徴

 

それでは、ピボットをチャートに出してみます。

ピボット

 

ピンク色のラインが、ピボットです。このピボットが中心値になります。

ピボットより↑に、抵抗線となるR1、R2、R3というラインがあり、

ピボットより↓に、支持線となるS1、S2、S3というラインがあります。

 

Rとは、Resistanceの頭文字で、抵抗という意味です。

Sとは、Supportの頭文字で、支持という意味です。

言葉の意味通り、R1、R2、R3が抵抗線になり価格を押し戻そうとします。

S1、S2、S3は支持線となって価格を下支えします。

そして、R1<R2<R3と抵抗の強さが上がります。

逆に、S1<S2<S3と下支えする力も強くなっていきます。

 

 

ピボット(Pivot)の使い方

 

ピボットは、ピボット、Rライン、Sライン、全体で使います。

ピボットではなく、ピボットシステムと呼んだほうがいいかもしれませんね。

 

ピボットは、基本的に逆張りで使います

 

例えば、価格が上昇してきてR1に近づいてきたとします。

R1は抵抗線なので、ここで一旦跳ね返されると予想し、

R1にタッチしたら売りでエントリーします。逆張りですね。

そして、跳ね返されたところで利確します。

 

逆の場合はこうです。

価格が下落してきてS1に近づいてきたとします。

S1は支持線なので、ここで一旦跳ね返されると予想し、

S1にタッチしたら買いでエントリーします。

そして跳ね返されたところで利確します。

 

実際のチャートで見てみます。

実際のピボットチャート

 

価格が、R1で跳ね返されているのが分かると思います。

このように、Rラインは抵抗線となって機能します。

これを利用して、逆張りでエントリーします。

これが、ピボットの基本的な使い方になります。

次は、これを応用させていきます。

 

先程、R3 > R2 > R1 の順で抵抗が強くなると説明しました。

S3 > S2 > S1 も同様です。

R1,S1を基準にトレードしてしまうと、簡単に抵抗やサポートを

抜けていくことが多くなります。

 

それは、R1,S1が抵抗やサポートとして弱いからです。

 

そこで、エントリーするポイントを最低でもR2、S2のラインに設定します。

私の場合は、もっとシビアにR3、S3のラインでエントリーします。

 

当日の価格がR3やS3まで達しているということは、

明らかに買われ過ぎ、売られ過ぎの状況になります。

 

これ以上、上がったり下がったりすることは稀です。

必ず、R3,S3のラインで一旦は跳ね返されます。

それは、多くのトレーダーがそのラインを意識しているからです。

 

最初にお話したように、ピボットは多くのトレーダーに見られています。

例えば、買いのポジションを持っているトレーダーがいたとします。

価格がどんどん上昇していく中、彼らはどこで利確しようか考えます。

彼らはR3が強い抵抗になるのを知っているので、

R3に価格がタッチしたら利確する戦略をたてました。

そして価格が上昇しR3にタッチしたところで利確しました。

売ったということです。

 

ポジションを持っていないトレーダーたちは、

価格がR3で一旦跳ね返されるのを知っているので、

R3にタッチするのを待ち構えています。

そしてR3にタッチした瞬間、売りでエントリーします。

 

ここからが重要なポイントになります。

 

R3のラインでは、利益確定の売り注文が多くでます。

それと同時に、R3で逆張りしようとするトレーダーの新規の売り注文が多くでます。

R3で、“利益確定の売り”と“新規の売り”が重なるということです。

結果、価格はR3で一旦下げるのです。

 

この動きに乗るために、私はR3やS3でのエントリーを多用します。

R2やS2でも同じような仕組みで、同じような動きが起きます。

この流れに乗るのもいいと思います。

しかし、R3,S3ほどは強くは反応しないということを意識してトレードすべきです。

 

ここで注意して欲しいのが、

必ずしもR3、S3ライン丁度で反発するとは限らないことです

R3、S3付近で反発するということです。

なので、価格がR3、S3に近づいてきたら、そろそろ反発も近いと

準備しておくことが必要です。そしてR3、S3付近で反発に乗る。

 

以上が、ピボットを使った応用になります。

 

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